【開催レポート】登米懐古館企画展「キタノカタナ ―北海道・東北の現代刀―」会期は9月6日まで

宮城県登米市の登米懐古館にて開催された企画展「キタノカタナ ―北海道・東北の現代刀―」の関連イベントに、当鍛刀場の刀工・藤原宗永が講師および解説として参加いたしましたのでご報告いたします。

7月5日(日)体験講座「誰でも簡単!ペーパーナイフ作り」

企画展の関連ワークショップとして行われたペーパーナイフ作り体験では、事前予約に加え、当日の飛び入り参加もあり、多くの方にご参加いただくなど、盛況となりました。

幅広い世代・海外からのご参加

参加された方の年齢層は、10歳のお子様から70歳近くの方までと実に多彩。さらに海外からのお客様にもご参加いただき、世代や国境を越えてものづくりの時間を共有することができました。

本格的な切れ味と、即興の「銘切り」体験

実際に叩いて削って仕上げたペーパーナイフを試していただくと、「本当によく切れる!」と驚きと喜びの声を多数いただきました。

さらに今回は特別に、刀工自らがお客様の希望する漢字(お好きな言葉やお名前など2文字まで)をその場で彫り込む「即興銘切り」を実施。「銘が入ると一気に格好良くなる」「世界にひとつだけの宝物になった」と大変喜んでいただけました。

熱意あふれる刀剣ファンとの交流

参加者の中には非常に熱心で専門的な質問を投げかけてくださる若い世代の方も多く、現代における日本刀への関心・熱量の高さを肌で感じる、刀工藤原にとっても大変刺激的な一日となったようでした。

8月9日(日)「ギャラリートーク」

8月9日(日)には、企画展示室にてギャラリートークが開催されました。

当日は、全日本刀匠会 北海道・東北地方支部長を務められる宮城典真刀匠が登壇される中、刀工藤原もご一緒させていただく形で参加いたしました。

ご来場いただいた皆様から作刀や鑑賞に関する様々な質問が寄せられ、大先輩である宮城刀匠のお話を間近で伺いながら、藤原にとっても大変学びの多い有意義な時間となったようです。熱心に耳を傾けてくださった皆様、誠にありがとうございました。


体験講座にご参加くださった皆様、ギャラリートークにお越しくださった皆様、そして貴重な機会を設けてくださった登米懐古館の皆様、ご一緒させていただいた宮城典真刀匠に深く感謝申し上げます。

日々作刀に励む刀工藤原宗永ですが、今後もこうした催しを通じて、日本刀の奥深い魅力やものづくりの楽しさを皆様にお届けできるよう活動してまいります。

今後とも刀工藤原宗永をどうぞよろしくお願いいたします。